ブログネタ
F1 に参加中!
中本STDが語っている通り、天候とタイヤのバランスが勝負を決めるだろう。ただ、バリチェロの「ストレートでスピードが伸びなかった」というあたりが気になる。チャンスがあることの願う。
中本修平レポート 「やっぱり、最後は勝ちたいです」(最終戦ブラジルGPに向けて)

以下 HRDプレスリリース
10月20日・金曜日(初日フリー走行) 天候:晴れ 気温:20〜22度
 ブラジルGP初日フリー走行でHonda Racing F1 Teamのアンソニー・デビッドソンは、この日最多の69周をこなし、2回のセッションでともに総合2番手タイムだった。ジェンソン・バトンは午後のフリー走行で5番手、ルーベンス・バリチェロは13番手だった。
Honda Racing F1 Team 初日の展開:
 南半球ブラジルの10月下旬は、例年なら初夏の気候だ。ところが今年は日中でも20度前後と、涼しい日々が続いている。木曜日は終日雨で、肌寒いほど だった。それでもGP初日は、鉛色の雲から時おり陽光も射す。路面は完全ドライだが、普段あまり使われていないだけにグリップは低い。

 1回目フリー走行では、デビッドソンが全25人中最多の32周を走って、総合2番手。4周にとどめたバトンは、6番手。6周を走ったバリチェロは、9番手だった。

 午後には少しずつ青空が広がり、気温も若干上昇した。デビッドソンは午前同様、順調に周回を重ねる。終盤のアタックでは、1分12秒653のトップタイムを叩き出す。午前に続いて最多周回の37周をこなし、ロングランのペースも悪くない。最終的に、デビッドソンは2番手。レギュラー勢はバトン5番手、バリチェロ13番手だった。
■アンソニー・デビッドソン
1回目フリー走行 2番手 1分13秒902
2回目フリー走行 2番手 1分12秒653
「僕としては、いい形でシーズンを締めくくることができたよ。今日は一日、クルマの感触がすごく良くて、中でもロングランが好調だったから、レースに期待できそうだ。コース状況はどんどん良くなってきていたし、気温が上がるにつれて、僕らのクルマにはぴったりな条件になったんだ。だから、週末を通して天候が回復し続けてくれることを願いたいね。最後のアタックでは少し渋滞に引っかかってしまったのが残念だった。それがなければもっとタイムを上げることができただろうけど、金曜日だし、仕方ないね。今回も信頼性は十二分に感じられたから、この週末はいろいろと期待できそうだよ」

■ジェンソン・バトン
1回目フリー走行 6番手 1分14秒487
2回目フリー走行 5番手 1分13秒485
「さまざまなセットアップオプションを試した結果、クルマは今日一日で確実に良くなった。コース状況が改善した午後はバランスが良くなり、いいペースで走れたよ。午後のセッションでは渋滞に悩まされたけど、走行にはそれほど影響なかった。アンソニーがたくさんのラップをカバーしてくれたから、今夜、目を通すためのたくさんの情報を得られたよ」

■ルーベンス・バリチェロ
1回目フリー走行 9番手 1分15秒661
2回目フリー走行 13番手 1分14秒434
「出だしはマシンのセットアップでちょっとつまずいたけど、午後は良くなった。ストレートでスピードが伸びなかったので、どうしてなのか調べてみる必要があるね。今日は有益な作業ができたと思うけど、クルマはまだ完全に満足できる状態じゃないから、やるべきことはたくさんあるよ」

■ジル・ド・フェラン Honda Racing F1 Teamスポーティングディレクター
「順調でスムーズな一日だった。アンソニー、ルーベンス、ジェンソンの3人共、予定通りの走行を終え、鍵となる明日の決断に必要なデータをそろえてくれた。アンソニーとジェンソンはマシンバランスに満足しているが、ルーベンスのマシンはもう少し調整が必要だ。珍しく気温が低かったが、週末にかけては上昇する見込みとなっている。この調子で、明日は予選でいいポジションを確保したい。今日はシーズン最後の金曜日となったが、この場を借りて、一年を通して集中力を発揮し、努力を惜しまず、われわれに多大な貢献をしてくれたアンソニーに感謝の言葉を述べたい」