HRDプレスリリース
第10戦 ドイツGP 決勝レース
7月20日・日曜日(決勝レース) 天候:晴れ 気温:22〜23度

 第10戦ドイツGPの決勝レースで、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンは、17位完走。ルーベンス・バリチェロは終盤50周でリタイアした。

Honda Racing F1 Team 決勝レースの展開:
 決勝当日は、ほぼ晴れ。午後2時の時点で気温22度、路面温度33度。風も2日目ほどは強くない。スタート直後の混乱もなく、全20台がコース上を走っている。Honda勢は1周目でそろってひとつポジションを上げ、バトンが13番手、バリチェロは17番手につけている。しかしバトンは13周目にはD・クルサード(レッドブル)にかわされ、14番手に後退する。

 12番手まで上がっていたバトンは最初のピットインで、オプションタイヤ(ソフト側)からプライムタイヤ(ハード側)に切り替え、28周目には18番手を走行する。その後、12番手を走っていたバリチェロもピットへ向かう。折り返し点の34周目で、バリチェロ、バトンは16、17番手だ。

 35周目。T・グロック(トヨタ)が、コンクリートウォールに激突。コース上に破片が散乱し、セイフティカーが導入された。グリップ不足に悩まされていたバトンは、その直後に2度目のピットを行い、プライムタイヤからオプションタイヤに切り替えた。そして、最後尾に後退し、一方のバリチェロは15番手を走行する。しかし49周目、バリチェロはD・クルサード(レッドブル)と接触し、フロントウィングを破損。ノーズを交換してコースに復帰するが、すぐにピットに戻り、そのままリタイアとなった。バトンは、17位完走だった。

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