HRDプレスリリース
第12戦 ヨーロッパGP 2日目・予選
8月23日・土曜日(2日目・予選) 天候:晴れ 気温:26〜27度

 第12戦ヨーロッパGPの2日目・予選で、Honda Racing F1 Teamのジェンソン・バトンは16番手、ルーベンス・バリチェロは19番手だった。

Honda Racing F1 Team 2日目の展開:
 昨夜にかけて、サーキットはひとしきり雨に見舞われた。午前11時からのフリー走行は完全ドライ路面で行われたものの、コース上は滑りやすいように見える。上空は雲に覆われ、気温は27度だが、路面温度は30度しかない。とはいえ上位勢は続々と1分39秒台に突入し、終盤の予選シミュレーションではついに1分38秒台に突入。このセッション、バトンは12番手、バリチェロは19番手だった。

 午後の予選第1セッションで、バリチェロは、アタックの度にタイムを更新したものの、マシンコントロールに苦しみ、19番手に終わった。一方のバトンは最初のアタックで、午前中のタイムをコンマ7秒縮める1分38秒880のタイムを出し、5番手に。ところがチェッカー直前の2度目のアタックは、途中でタイムをロスし、更新できず。このセッションは、1秒以内に16台が争う熾烈なレースとなり、バトンは15番手のタイムにコンマ1秒及ばず16番手で予選を終えた。
■ジェンソン·バトン
3回目フリー走行 12番手 1分39秒628
予選16番手  1分38秒880

Q.今日の予選が残念な結果になってしまったのはどういう事情があったのか?
A.今週末はずっと速かっただけに、予選には本当にがっかりした。プライムタイヤ(ハード側)での最初のアタックは良かった。Q1の最後の走行で、ただタイヤの選択を間違っただけだ。オプション(ソフト側)ではまったくグリップが得られず、戦闘力を発揮できなかった。最後の走行は、プライムで走ったときより遅かった。路面状態が改善し続けているサーキットでは、起こりえないことだ。前に進めるだけの速さがあっただけに、本当に落胆しているが、今日はこれ以上やりようがなかった。

■ルーベンス・バリチェロ
3回目フリー走行 19番手 1分40秒512
予選19番手  1分39秒811

Q.今日は、厳しい一日だったのでは?
A.僕らにとって、今日はものすごく悔しい一日だった。午前のフリー走行でバランスを見つけることができず、それが予選の準備に影響した。午後には、特にリアのロックに苦戦し、そのためにタイムをロスして、攻めの走りができなかった。ここでの最初のレースを、グリッド後方からスタートしなければらならないのが残念だ。

■スティーブ・クラーク Honda Racing F1 Team レース兼テスト担当 ヘッド・エンジニア

Q.フリー走行では進歩を見せていたが、予選では何が問題だったのか?
A.われわれのフリー走行でのペースは大変良く、休暇とここでの週末で、明らかにマシンを進化させることができていた。今日、1台はトップ10に入れると思っていた。ルーベンスは一日を通してマシンコントロールに苦心し、問題を解決することができなかった。しかしながら、予選Q1の最初のアタックで、プライムタイヤを履いたときにそうだったように、ジェンソンのマシンの動きは良かった。その後、彼はオプションタイヤに履き替えたが、それがまったくうまくいかず、タイムを更新することができなかった。中団のタイムは非常に接近しており、Q2の戦いから締め出されてしまった。

Q.明日のレースはどうなると予測するか?
A.われわれのグリッドポジションからいって、レースは難しいものになる。明日のマシンの動きが良ければ、ドライバーらは前にいる遅いクルマと戦うことになるが、オーバーテイクは難しいだろう。しかし、ここではレース中にトラブルが起きそうだ。オフラインでは非常にトリッキーで、別カテゴリーのレースで見たように、復帰が難しい場所もいくつかある。だから、セーフティカー出動の可能性も高いだろう。今は、戦略を可能な限り堅固なものにし、いかなる機会も活用できるように集中したい。