HRDプレスリリース

第17戦 中国GP 2日目・予選
10月18日・土曜日(2日目・予選) 天候:晴れ 気温:27〜29度

 第17戦中国GPの2日目・予選で、Honda Racing F1 Teamのルーベンス・バリチェロは14番手、ジェンソン・バトンは18番手だった。

Honda Racing F1 Team 2日目・予選の展開:
 2日目も快晴。気温は午前11時の時点で27度まで上がったが、路面温度は28度にとどまっている。フリー走行では開始後20分ごろから、本格的な周回が始まった。昨日の段階で決勝用のセットアップができていた事から、今日は予選用(ガソリン軽め)のセッティングで、走行を重ねた結果、バリチェロは11番手、バトンは15番手となった。

 予選の第1セッション、Honda勢は、最初の2回のアタックをいずれもプライム(ハード側)タイヤで行った。この時点でバリチェロは、午前中のラップタイムを更新して13番手。バトンは1分37秒台が切れず、18番手だ。セッション終了間際に最後のアタックに出て行くが、バトンはタイムを更新できず18番手のまま。一方のバリチェロは15番手で、第2セッションへと進んだ。

 第2セッションの1回目のアタックで、バリチェロは1分36秒079と、第1セッションのタイムをコンマ6秒近く更新する。しかし上位陣は軒並み1分35秒台に入っており、暫定14番手にとどまった。とはいえバリチェロからトップのF・マッサ(フェラーリ)まで、タイム差1秒もない接戦だ。

 最後のアタック。他のチームもペースが伸びない。バリチェロもオプション(ソフト側)タイヤに履き替えポジションアップを狙うが、タイム更新はならず14番手に終わった。

■ジェンソン·バトン
3回目フリー走行15番手 1分36秒958
予選18番手  1分37秒053
Q. フリー走行ではいいペースを見せていただけに、残念な予選結果だったのでは?
A. 午前のフリー走行後にはバランスに十分満足していたが、予選では残念ながらそれが消えてしまった。午後は、プライム(ハード側)タイヤでフロントのグリップが不足し、いいバランスを見つけられず、コーナー出口のトラクションが厳しい状況だった。なぜこのようなことが起こり、マシンからベストを引き出すことができなかったかを調べなければならない。この位置から、明日はタフなレースになるだろう。

■ルーベンス・バリチェロ
3回目フリー走行11番手 1分36秒839
予選14番手  1分36秒079
Q. ここ最近での予選ベストパフォーマンスで、喜んでいるのでは?
A. 今日Q2に進んだアタックはとてもよかった。アウトラップは混み合っていて、グリップが不足するのではないかと心配していただけに、本当に力を入れた。マシンのポテンシャルを可能な限り引き出し、1分36秒079をマークしたのは、このサーキットでの僕のベストラップだったのではないかと思う。それ以上はできなかっただろう。特に、昨日難しいフリー走行の後だけに、今日のパフォーマンスは良かったし、明日のレースに向けたグリッド位置にも満足している。

■スティーブ・クラーク Honda Racing F1 Team  レース兼テスト担当 ヘッド・エンジニア

Q. 複雑な結果だったが、どういった予選だったのか?
A. 昨日は苦戦したが、われわれのパフォーマンスは金曜のタイムシートに出ているほど悪くはなかった。今日の午前、オプション(ソフト側)タイヤをうまく働かせるのが難しかったので、Q1ではプライムを使用した。これがルーベンスにはうまく作用し、彼はマシンの力を引き出すことができた。しかし、ジェンソンは最後のアタックでバランスをとることができなかった。Q2では路面が温まり、ルーベンスが使っていたオプションタイヤがコンマ数秒速かったので、タイヤ選択によっては、ジェンソンもQ2に進出できたのではないかと思う。Q2でのルーベンスの2回目のアタックは、バランスが完ぺきとは言えず、彼はコンマ数秒ロスした。仮にあとコンマ何秒か速かったとしても、Q3へ進むのは難しかっただろう。