4WDなのに簡単に、雪道に埋まっちゃうというお話です。
※2WDでも効果はあるで、万が一のときはお試しください。

4WDでは、新雪50センチでも走行できると思いますが、駐車場など轍に埋まって動けなくなることがありませんか。

最近の車には、横滑り防止装置という機能があり、横滑りを防ぐため、タイヤの空転などに対して、ブレーキや伝達する動力制御などします。

ところが、雪道で埋まると、タイヤが空転して、駆動力が伝わらない状態になります。
こうなると、例え4WDであっても、4駆動でなくなってしまい、簡単に雪に埋まって、脱出できなくなります。

昔の4WDを知っている人間からすると、
「なんだこれ!
本当に4WD? 最近の車は、なんて根性なしだ!」
と愕然とすることでしょう。


その時は慌てずに横滑り防止装置をOFFにしてみましょう。
脱出できるかもしれません。

ただし、OFFにすると駆動力が大きく変化するので、突然動き出すなど注意が必要です。
特に周囲に人や車などいるときは十分に注意してください。

横滑り防止装置は、一般的には Electronic Stability Control、略称 ESCと呼ばれることが多いですが、ホンダでは
VSA 
と呼んでいるように、各社ごとの呼び名があります。

また、一度OFFにしても、再度エンジンを始動すると自動的にONになるなど、一度、取説をしっかり確認をしてください。

せっかくの4WDを活用しましょう。